「誰でも採用」から「厳選採用」に。良い人材が診療方針に共感し長く活躍する好循環

「誰でも採用」から「厳選採用」に。良い人材が診療方針に共感し長く活躍する好循環

  • 「厳選採用」へのシフトで採用に好循環が生まれた 個人面談を廃止しオープンコミュニケーションを促進 患者さんと真摯に向き合う姿勢に共感したスタッフが定着

長年苦戦した採用活動。「誰でも採用」でトラブル続き

採用に関して、貴院でははじめからうまくいっていたのでしょうか?

奥田 文俊 先生: 開業から7年経ちますが、歯科衛生士の採用に関してはずっと大変でした。はじめのうちは人手不足だったので、応募が来たらどんな方でも採用していたんです。でも人間関係のゴタゴタなどトラブルが続いて、「このままではダメだ」とクオキャリアを利用することに。たくさんの応募の中から良い人材が選べるようになって、そこから好循環が始まりました。

組織化はどうされていますか?

奥田 文俊 先生: 歯科衛生士のチーフを1名配置しています。彼女は人望が厚く、すごく慕われていて、彼女がいるから働いているという人は多いと思いますね。面接にも一緒に入ってもらっていて、最近は第二新卒の人を採用し、ベテラン歯科衛生士がマンツーマンで教えているところです。また今年はクオキャリアの就活イベントにも出させてもらうので、そこで成功体験が積めたら当院の採用活動も新たなフェーズへ移行できるかなと思っています。

個人面談を廃止。いつでも意見が言い合えるオープンな環境に

スタッフの皆さんと定期的な面談はされていますか?

奥田 文俊 先生: 以前は半年ごとに個人面談を行っていましたが、思い切ってやめました。なぜかというと、思っていることがあってもその場では言えないスタッフが多かったからです。面談しても吸い上げるものがないなら、やってもあまり意味がないのではと感じました。面談というかしこまった形ではなく、もっとオープンに「言いたいことがあったらいつでも言ってね」というスタンスに変えました。

風通しは良くなりましたか?

奥田 文俊 先生: そうですね。逆に私からも患者さんへの対応とか、アポイントの取り方とか、気になることがあったら言うようにしています。私が本人に直接伝えるか、チーフから伝えてもらうかは慎重に判断していますが。また複数のスタッフが関わることの場合は、ミスが起こらないようにルールを変更したり、新たな仕組みをつくったりもしています。

当たり前のことを愚直に積み重ねる。その姿勢に共感したスタッフが長く定着

新しく入職された方に伝えていることはありますか?

奥田 文俊 先生: 技術は簡単に身につくものではないので焦らなくていいこと。それよりもまずは良好な人間関係を築いてほしいと伝えています。スタッフ同士の連携が診療の質にも直結しますからね。周囲としっかりコミュニケーションを取り、何事も素直に、謙虚に受け止める姿勢を大事にしてほしいと思っています。

定着率を高めるためにしていることはありますか?

奥田 文俊 先生: 特別なことはしていません。嘘をついたりごまかしたりせず、患者さんときちんと向き合い、スキルを磨き続ける。当たり前のことをしているだけですが、私の背中を見て共感してくれたスタッフが長く続けてくれているんだと思います。