なぜ「教育体制」1つで歯科医師・歯科衛生士採用の量・質が変わるのか?歯科医院向けの人材経営セミナーを12月11日に開催!

歯科医院向けの人材経営セミナー「なぜ“教育体制”1つで採用の量・質が変わるのか ~2022-2023歯科人材求職トレンドをめぐって~」を、12月11日(日)、都内会場およびオンラインにて開催いたしました。

歯科の人材採用市場は、現在、時代の流れとともに著しく変化しており、従来通りの採用戦略が必ずしも通用しない状況となっています。
本セミナーでは、そうした現状を、求職者からの注目度が高まっている「教育体制」をテーマに複数の視座から読み解き、最新の“採用知”を会場の参加者・視聴者と共有いたしました。

本セミナーは3部構成で実施しました。
各部では、歯科業界を専門とするコンサルタントや、実際に「教育体制」を充実させて採用で成果を上げている歯科医院など、歯科労働市場のキーパーソンにご登壇いただきました。
 

“歯科人材の採用最前線”クロストーク

歯科業界のコンサルティングを専門とする、株式会社グランジュテ 代表取締役 伊藤祐子 氏、株式会社船井総合研究所 医療事業開発支援部 マネージング・ディレクター 松谷直樹 氏に加え、株式会社クオキャリア 代表取締役 中山豊が登壇。
ファシリテーターとして株式会社エーアイプロダクション 代表取締役 伊藤秋廣 氏も迎え、歯科労働市場の現状分析についてお話しいただきました。

さらに、求職者の志向・行動傾向がどのように変遷してきたか、「教育体制」と人材採用ひいては歯科医院経営との関係などについて、それぞれの“最前線”からの意見が飛び交う場となりました。
 

教育体制×採用効果の実例ディスカッション「当院はこれで採れました」

実際に「教育体制」の充実に注力し、採用成果を上げている3つの歯科医院の代表者・採用担当者をお招きして、それぞれがどのような課題を感じ、その解決へのアプローチとしてなぜ現在の教育制度・ツールを導入するに至ったのかなどについてお話を伺いました。

動画や各種のマニュアル、ダブルバディ制度など、医院それぞれの工夫やそこに込められた想いも語られ、幅広い歯科医院に参考にしていただける内容が多く含まれていました。
 

求人求職データから読み解く/最新傾向分析と2023年予測

株式会社クオキャリア マーケティング部マネジャーより、当社が実施している歯科求職人材への各種アンケートや就職イベント等で実際に集めた声に基づいた、「最新の歯科求職人材ペルソナ分析=彼ら/彼女らがどのような行動傾向・特性を有しているのか」を発表いたしました。

さらに、“Z世代・コロナ禍世代”の歯科求職人材が、「教育体制」というワードを通して「何を職場に求めているのか」を理解する必要があること、教育体制を整えるだけでなくその「見せ方・伝え方」も重要であることなどをお伝えしました。

満足度は95%超/最新の“採用知”共有の場に

本セミナー終了後には、ご参加いただいた方へのアンケートも実施しました。
セミナーの満足度(アンケート回答者中「とても良かった」「良かった」と回答いただいた方の割合)は95%を超え、さらに具体的な声・ご意見もいただきました。
以下ではその中から一部を抜粋してご紹介いたします。

  • 実際の事例や今の求職者の思考などを、データを交えながら解説いただいたので、とても勉強になりました。
  • 最新のトレンドや求職者の求めているポイントがよく分かった。さらに、自分たちがまず取り組むべき課題も明確になった。
  • 傾向をデータで解説していただいたので、対策をイメージすることができました。他医院さんの取り組みもとても参考になりました。

クオキャリアでは今後も、今回いただいたご意見なども参考にしながら、歯科採用市場に関するデータの集積・分析を続け、歯科医院と歯科求職人材のさらに良質なマッチングの実現に努めてまいります。