歯科の人材経営セミナーvol.7『歯科衛生士の採用に強くなる!医院WEBサイトブランディングセミナー』セミナーレポート
歯科医院向けの人材経営セミナーVol.7を、9月29日(日)東京にて開催しました。今回は、WEBコンサルティング会社として歯科医院のWEBサイトを多数手掛けた実績のあるブランディングテクノロジー株式会社(旧社名:フリーセル)とタイアップ。「歯科衛生士採用とWEBサイトブランディング」をテーマに、採用に強くなるためのブランディング手法についてお伝えしました。
ブランディングテクノロジー社調べによると、求人サイトで求人を見た求職者が、医院のホームページを訪れる割合は約70%といいます。これからすると、医院のホームページを患者だけでなく求職者をも意識したコンテンツや見せ方にしておくことで、採用確度が飛躍的に高まる可能性があると考えられます。そこで必要となってくるのが“ブランディング”という概念。噛み砕いて言うならば“自院らしさ”をいかに表現するかということです。
セミナー内では、この“自院らしさ”という考え方を主眼に、ブランディングテクノロジー社が実際にホームページのリニューアルを手掛けた歯科医院のBefore→After事例を紹介。WEBサイトで求職者を引き付けるポイントについて見ていきました。
一般企業では昨今当たり前の概念となっている“ブランディング”ではありますが、まだ歯科業界においては一般的なものとはなっておらず、たとえ必要性を理解していたとしてもそれに取り組む余裕がない歯科医院も多い現状です。
そんな中、本セミナーでは、ブランディングという抽象概念をわかりやすく解説するところから始め、ブランド構築の流れからそれをどうやってホームページに反映するかについて、順を追って段階的に理解を深めていきました。
歯科衛生士をはじめ歯科専門職の採用は困難を極めており、良い人材を確保するためには多角的な戦術が求められます。そして今回のテーマである医院WEBサイト改善もその中の一つ。終了後のアンケートでは、「医院理念や方針などはあるものの、それを求職者に向けて明確に発信できていなかったので、ブランディングと一緒に反映させる必要があると感じた」といった声が寄せられ、採用力向上という観点から医院ホームページを見直すきっかけにしていただけたものと思われます。一方で、自院の規模や診療分野に合った具体的な話をもっと聞きたいなどの意見も挙がり、歯科医院それぞれの状況やブランディングが一様ではないことが改めて伺えました。
当社では、今後も歯科医院向けの人材経営セミナーを引き続き実施する予定です。今回の参加者の声なども踏まえながら、より歯科医院の採用課題解決に役立つコンテンツを企画してまいります。
■開催概要
【テーマ】歯科の人材経営セミナーVol.7
『歯科衛生士の採用に強くなる!医院WEBサイトブランディングセミナー』
【開催日時】9月29日(日) 11:00~13:00
【開催場所】東京(御茶ノ水トライエッジカンファレンス)
【登壇者】ブランディングテクノロジー株式会社
CX医療営業部 CX歯科営業課 課長 安藤 豪氏
ブランドクリエイティブ部 マネージャー 田島 泰氏
【プログラム】
- 歯科医院を取り巻く環境について
- ブランディングを駆使した求人施策について
・ブランディング × ホームページ
・ブランディング × 各種媒体 - ブランディングの進め方について
- そもそもブランドって何?
- ブランディングの流れ