「人を大事にする」ことで実現する、優秀な人材が集まる歯科クリニック運営

「人を大事にする」ことで実現する、優秀な人材が集まる歯科クリニック運営

  • 人が集まらず採用に苦労した開業当時、いろいろな媒体で募集 年間を通したサポートで感じた、クオキャリアの利点とは スタッフをきちんと評価し、大事にすることが医院運営のポイント

「人が辞めない職場をつくりたい」 勤務医時代の思いを胸に開業を決意

開業までのご経歴、開業した理由について教えてください。

川上 壮 先生: 歯学部を卒業した後、仙台市の歯科医院に5年間ほど勤めていました。開業を決めた理由は、自分の理想とする治療をやりたいと感じたこと、それから、スタッフにとって働きやすい環境を自分自身で築きたいと思ったことです。僕が歯科医師になった当時は、スタッフの給与が低かったり出産や育児に対応できていなかったりして、多くの優秀なスタッフがすぐに辞めていました。そうした環境を変えて、やる気がある人と長く一緒に仕事ができる歯科医院をつくりたいと考えたんです。

実際に開業して、ご苦労した点などはありましたか。

ゆくゆくは実家の近くに戻りたいと考えていたため、仙台を離れて地元に開業したのですが、この近くで仕事をしてきたわけではないので近隣につてもなく、最初はスタッフを集めるのに苦労しました。また、歯科衛生士や助手に関しては職種が違う上、時間的にずっとついていることができないため、指導するのが大変でしたね。責任を持って指導ができる、教育を任せられるスタッフが入ってから、だいぶ余裕を持って新しい人を受け入れられるようになりました。

特性に応じサービスを使い分けられる!クオキャリアは年間のサポートが魅力

どのような方法で採用活動を行っているのでしょうか。

とにかく人を集めたかったので、開業当初からいろいろな媒体に掲載して募集をかけていました。クオキャリアさんは、ピンポイントでの掲載ではなく、年間を通じて掲載できサポートを受けられるので、それが上手く機能する場合がありますね。特に新卒の人が連絡をくれて、採用につながるケースが多いように感じています。他の媒体だと、どうしても一定の期間だけという形になります。クオキャリアに出し続けていることで、急な退職者が出たときなど、こちらが力を入れて多くの募集を出していない時期でも求職者がくるなど、助かることがあります。

スタッフが無理なく仕事を続けられる、共に成長できる環境を

採用で求める人物像、職場づくりで大切にしていることは。

求めるのは、自分で課題を見つけて、それをクリアできる人です。どの企業でもほしいタイプだとは思いますが、そうした人材が、より活躍のできる環境にしていきたいと思っています。お伝えしたように、開業した大きな理由の一つは、優秀な人たちが無理なくいきいきと働ける場を自分でつくりたいと考えたことです。例えば出産や育児で仕事に全力投球できない状況の方も、その人に合った働き方をして、一緒に成長していけるような職場にしたいですね。

最後に、採用等に悩む歯科医院にアドバイスをお願いできますか。

私が開業した当初は、採用で本当に苦労しました。いろいろと工夫しながら働きやすい環境を整えて、そして良い人材が集まり職場の雰囲気も良くなり、今はやっとスタッフの採用や人員面で困らない状況がつくれるようになってきました。私の経験からすると、それぞれのライフステージや家庭環境に合わせた、スタッフが無理なく仕事を続けられる職場にすること、そして頑張って働くスタッフをきちんと評価して大事にすることがポイントなのかなと思います。